僕の中のゴジラ 

闘病

えんまです。

リンパ腫が見つかって6年。宿題はまだ残っていました。

経過観察

先週2ヶ月に一度の採血と診察。いつもより長い病院時間だった。採決の結果が出るまで約1時間かかる。診察室に呼ばれて結果を聞く。

採血結果:腫瘍マーカーが前回約1500から約4000。血小板はグンと下がって56。

急遽・CT検査と骨髄穿刺やることに。CTは少し待たされたが無事終了。その後骨髄穿刺を診察室側の施術室で行った。骨髄穿刺は骨盤に針を刺して骨髄を抜く施術。今回はリンパ腫が骨髄の中に入り込んでいるか確かめるためだ。骨髄穿刺は5回ほど経験しているけど今回最速。施術が始まって10分位かな。骨髄を吸い取る時以外は痛み殆どなく楽に終わった。リラックス。先生に「痛くしないでね」って言ったのが伝わったかな。しばらく待合室で待って診察室に呼ばれた。

CT結果:2ヶ月前より腫瘍が増えていた。

PET/CT

PET/CT検査を受けることになった。PET/CTは身体を被ばくさせガン細胞を光らせて状態を調べる。ガン細胞はブドウ糖を取り込むそうでブドウ糖に似たFDGと云う薬を血管から投与する。今回は特に他のリンパ腫に変異したかどうかを調べる。変異していると光り方が違うそうだ。変異した場合は治療法が変わってくる。濾胞性リンパ腫は進行が遅く僕の場合は血球のポテンシャルが低いので弱い抗がん剤治療で対処するがそうだが、そうでないとすると…この先は今は考えたくないなぁ。。。おそらく強い抗がん剤治療が待っているのかな。まぁこれも私の人生。

骨髄穿刺とPET/CTの結果がでたら主治医と作戦会議。

僕の中のゴジラ

僕のリンパ腫は再発とは言わないそうでじっとしていたものが再び動き出したと云うことだそうだ。僕の腫瘍は5年間じっとしていてくれてたから“そのまま動き出さないで居てくれる”なんて身勝手な了解をしていたから余計に気持ちは重い。

今回自分を感じた事は追い詰められるとその状況を愉しむって云うか、怖すぎると笑っちゃうのと同じかな。

人には変なバイアスがかかるもんだな。

僕の中のゴジラはどんなメッセージを発しているのだろう。わかっちゃいるけどって云う感じ。人生の垢と云うか癖みたいなものはなかなか書き換えられないね。

ナマケモノ先生

骨頭穿刺の時も主治医や看護師さんと冗談言ったりしながらほのぼのと施術を受けられたんだけど、構えない方が何かと良いんだね。構えると心も身体も硬くなる。

ゆる〜く。ゆる〜く。

僕の師匠のナマケモノ先生は敵に食われる瞬間に全身を緩めるそうなんだ。痛み少なく早く死ねる方法みたい。ゆるめる!凄いと思わない?その覚悟があるからあのような生き方ができるんだろうな。すごいなぁ!

僕は考えすぎる所があるから人生ややこしい。聞くところによるとリンパ腫になる人は考え過ぎる人が多いとのこと。

人間は考える葦でしょ!トホホ。。。

考え過ぎに御用心!

心に響く言葉。

昔も何となく響いていた言葉なんだけど、今、泌みるなぁ。これも病気のお陰かな。アリガトウ。

「考えるな!感じろ!」 「これでいいのだ!」こんなふうに生きようか

コメント

  1. amita より:

    お久しぶりです。ピアノえんまの履歴書『中学3年編』ありがとうございます!待っていました!!ほぼ同世代の人間としては共感する所が沢山有り楽しく読ませて頂きました。シングル盤良いですよね、一曲、一曲に重みが有りましたね。B面も貴重な音源でした。今は一曲に集中する想いが伝わりにくい時代かも知れません。あの頃こんな人生を送っていたんですね。人生を共に過ごして来た様な気がします。ありがとうございます。所で、ゴジラは最後に人間の味方になるんですよね。大丈夫、大丈夫\(^o^)/

    • pianoemma pianoemma より:

      amitaさま
      コメントありがとうございました。お返事が遅くなってしまいごめんなさい。僕らはいい時代にいい音楽と出会えたと思います。RockもR&BもPOPSも全て新鮮でした。今でもあの感動は肌感覚として残っています。そうですね。ゴジラは最後は味方になるんですね。じゃぁ大丈夫だぁ!心強いお言葉ありがとうございました

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