犬も歩けば歴史に会える

日常ブログ

遠藤です。

今日は家でのんびりって思っていたんだけど、なんだか家に閉じこもってる氣がしなくって・・・

犬も歩けば歴史に会える

外に出たら風が冷たくて、でも♪あ・る・こー♪あ・る・こー♪

博品館に行って店員さんに話聞いたりしてゆるい時を過ごしてそれからたいめいけんで食事しようと日本橋まで歩いていたら途中に氣を引くお店が目に入って行ってみたら洋食屋さん(老舗レストラン東洋)。メニューみて即決め。

Bランチ食べてお会計の時に店の主人に「こちらは長いんですか?」って聞いたら「90年、前は須田町にいたんだけどね。ここら辺では若い方、西川(布団屋さん)さんや榮太郎(梅干し飴が有名)さんなどそれから比べれば若い方・・・」などお店の歴史を話してくれました。

味も懐かしい、ウスターソースがついてくるあたりが下町。

初詣福徳神社

それから室町へ足を伸ばし千疋屋でバナナオムレットを久しぶりに買って、帰ろうとしたら神社らしきものが向こうの通りから覗いてる。行ってみたら「福徳神社」と書いてあって素通りするわけにはいかないのでお参りさせてもらったら、ちょうど男の人がお賽銭箱からお金を回収していたところで、その人に話かけてみた。

「ここはどなたを祀ってあるんですか?」

「こちらはお稲荷さんで・・・」

「古いんですか?」

「あちらにニンベンさん(鰹節)があるでしょう、昔は伊勢屋さんって言ってね・・・」 (それくらい古いんだなぁ)

「宝くじに願掛けしてる人もいるようですが」

「この辺は長家があって富くじ売って神社の修復に当てていた」など覚えていられないくらいその当時の情報が入ってきて、聞いてるだけでぼくはその当時の庶民の暮らしも垣間見えました。

今や世界の銀座、日本橋界隈だけどその昔は江戸下町の風情が漂っていた場所なんだなと色々お話聞いてワクワクしました。

なんでもない会話にご縁を感じて

新橋-銀座-京橋-日本橋-室町、下町の風情が出会った人の中に残っていて色々お話聞いて素敵な時間旅行でした。

犬も歩けば歴史に会える、愉しいひと時を過ごせました。

老舗レストラン東洋は年配の方が何人か働いていてそのうちの一人のウエイトレスさんに声をかけてみました。

「忙しそうね」って声をかけたら 「ここはこの辺じゃ安いし喫茶もあるからねぇ」なんて手を止めて話してくれました。帰りしな「ごちそうさまでした」って言ったら「もういいの?水は?」なんて言ってくれて、

ぼくはそんななんでもない会話、人とのご縁が嬉しく感じられて心が温まります。

ぼくは日増しにアタマのネジが緩んでいくようです。

 

 

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