鎖をちぎって軽やかに生きる

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鎖をちぎって軽やかに生きる

ハイブランドのお店って敷居が高くて入りにくくないですか?
15年くらい前かなハイブランドというものに僕は抵抗感がありました。どうせお金持ちの行くところだ。僕なんかが足を踏み入れる場所じゃないと勝手に思い込んでいました。

自分で勝手に壁を作って勝手な思い込みや勝手なイメージなどに囚われて自由に動けない。拡大すると夢も行動も思考すら自分で限定しちゃうんじゃないかって思ったことがありました。そこで先入観をぶち壊すためにあるゲームをしてみたんです。

そんな当時を振り返ってみますね。

突撃ハイブランド

青山、銀座、名だたるハイブランドの路面店に行っていることにしました。事前に訪れるお店を下調べして行きました。

普段着の自分がウインドウに映ってる姿を見て店の中に入るのも勇気が入りました。入り口には白手袋しているスッとした外国の男性が立っている店もあったし、周りを見ると着飾ってる人たちばかりだし、氣が引けましたが、えいっとばかりに入りました。

なかでも面白かったのは青山のカルティエに行った時です。「このタンクルイを見せてください」ってお店の方に行ったらショーケースから出してくれて「どうぞこちらでお待ちください」って座って待っていたらピーチシャンパンみたいなソフトドリンクを持ってきてくれて、それを飲みながら時計の説明を聞いたり、質問もいくつかしてりしてね。「この腕時計だったらどのブレスが似合うかな」なんて聞いたりして。だんだんワクワクしてくる自分がいたりして、ゲーム感覚です。

エルメスの壁

ぼくが一番氣さくで入り易かったのが一番敷居が高いと思っていた銀座のエルメスです。お店に入ってすぐ近くに居たお店の人に「僕ここ初めてなんですけどエルメスのことが知りたくて」って言ったら「そうなんですね、でしたら6階(だったなか?)にエルメスの歴史がわかる展示物がありますので(今は無くなってるようです)それをご覧になってからワンフロアづつ降りていらしたらどうですか?」って、全然氣取った素振りもなく対応してくれました。

各階ごとの店員さんにいろいろ質問しながら降りてきたんですがどのフロアの人も氣さくな対応で、地下一階まで約一時間半の小旅行みたいな感じでした。商品も確かに触った感触が心地よかったり持っていたいなって思わせるエネルギーがありました。

聞いてみると毎年テーマが決まっていてそのテーマに沿ってバッグとかスカーフとか財布とか靴とかデザインしていくんですって。

ちなみに2024年の年間テーマは「フォーブルの魂」。エルメス第1号店がパリのフォーブルという地にあったそうです。

ぼくが勝手に作った壁なんかなかったんです。

ネームバリューより相性

ある有名ブランドはお店に入った瞬間から???マークが付くところもありました。バッグや服とか触ってみても僕には心地よく感じなかったし相性も良くない感じでした。

なりたい自分、ありたい世界

色々なハイブランドのお店を見て回った当時を振り返って僕は自分の思い込みで世界を作ってその殻の中に閉じこもって自分に窮屈な思いをさせていたんだなって思いました。そしてその窮屈な世界が居心地良いと思っていました。

今思うことは過去に縛られず、夢や行動も思考すら限定せず自分の思い込みをぶち壊して脳内の情報を書き換える。どんな情報に書き換えるのか?ゴールに向かうための情報です。

その情報を得るためには軽やかであることです。過去に縛られず自分の思い込みをぶち壊してゴールである「なりたい自分」「ありたい世界」を見続けること。そして実際にそのような振る舞いをしていると脳が勝手にそれが現実なんだと判断しそのようになると信じています。

ハイブランドの話から今日はこんなブログになってしまいました。

 

 

 

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